コラム

Datathon in Healthcare AI EXPO 2020へのチャレンジ

データソンとは、医師とデータエンジニアが集まり、与えられたBigDataを用いて臨床研究テーマへの分析&発表するコンペティションです。今回参加したのはハーバードの関連病院であるBeth Israel Deaconess Medical CenterのICUで長年蓄積された匿名化データ(MIMIC)等を用いたデータソンで、世界中から参加者が集います。TXP Reserchの後藤 匡啓先生による、2年連続の参加体験と、今回Finalistに選ばれた経緯の寄稿です。

疾患同定アルゴリズム 【Part1】

臨床研究をやる時に多くの人が苦しむカルテレビュー。この記事では、カルテレビューを補助、代替し、大幅に負担を軽減する可能性のある「フェノタイピング」を紹介しています。TXP Medicalの研究チームでは、電子カルテから目的の疾患となる患者を同定するアルゴリズム、phenotyping algorithmの作成を行なっています。

COVID-19 重症患者データベースはどのように生まれたか?

日本COVID-19対策ECMO netが手がけるCRISIS管理のサイト。数日以内の遅延で全国のCOVID-19重症患者状況をリアルタイムに見える化しています。臨床業務で忙しくてデータ入力どころではないはずの日本中の医師がなぜ本事業に協力してくれるのか?入力サイトの設計思想などを寄稿しています。

救急医が目指すGoal of Care (前編)

若手研究者インタビュー第一弾は Brigham & Women’s Hospitalの大内 啓先生です。救急医がなぜGoal of Careに情熱を持って研究しているのか。「こんな事なら挿管して欲しくなった」と言われた事のある先生もいると思います。救急外来は患者さんと考えるGoal of Careへの介入のチャンスかもしれません。